年金への依存度が高くなる老後。しかし物価はどんどん高くなるし、年金はどんどん減っていく。「死ぬまで働くしかないのか……」と、多くの人が真剣に考えています。一方で、働きすぎると年金が減らされてしまうという現実。八方塞がりな高齢者から憤りの声があがっています。みていきましょう。厚生労働省『2022年国民生活基礎調査』によると、高齢者世帯の総所得は318.3万円。全世帯の平均の545.7万円に比べて、200万円以上も低くなっています。
元会社員の夫と、専業主婦だった妻という高齢者夫婦でであれば、単純計算、会社員だった夫の手取り年収は180万円ほど、専業主婦だった妻の手取り年収は60万円ほど。合わせると月20万円、年240万円の収入。ちょうどボリュームゾーンで、これが高齢者夫婦の平均像といったところ。*「大変苦しい」と「やや苦しい」の合計 内閣府が60歳以上の男女を対象に行った調査で「あなたは、何歳ごろまで収入を伴う仕事をしたいですか?」の質問したところ、20.6%が「働けるうちはいつまでも」と回答。裏を返せば「働かないと暮らしていけない」ということ。そんな高齢者が5人に1人はいる、ということになります。年金支給額は毎年変わりますが、令和6年4月分からは令和5年度から原則2.7%の引き上げとなりました。これで高齢者の暮らしが楽になるかといえば、そんなことはなく、物価上昇分を下回るため、実質年金は減額。インフレの前に、年金生活者は非常に厳しい生活を強いられているといえるでしょう。今後ますます厳しくなる、年金事情。そのようななか「死ぬまで働くしかない……」というのは、決して大げさなことではないのです。
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