「歴史的判決」喜ぶ原告、請求棄却も悲壮感なし 琉球遺骨の返還訴訟 裁判長の「付言」を評価 大阪高裁

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【大阪で金良孝矢】琉球遺骨返還請求訴訟の22日の控訴審判決で敗訴となった原告らだったが、大阪市内での会見や報告集会に悲壮感はなかった。中心的役割を担ってきた原告で龍谷大教授の松島泰勝さん(60)らは、遺骨返還の意義を示す判決に「歴史的な判決だ」と喜んだ。第一尚氏の王族の子孫で原告の亀谷正子さん(79)はあっけにとられた表情。しかし判決の付言(ふげん)で遺骨にふるさとに帰る権利があると強調していることを確認すると、「最初はがっかりしたが、最高裁でも大きな下支えになる内容だった」とうなずいた。

第一尚氏の士官の子孫で原告の玉城毅さん(73)は、原告らを先住民族の琉球民族とした判決の事実認定に着目。「一審判決は認定していなかった。非常に大事な点だ」と話した。原告で彫刻家の金城実さん(84)も「琉球民族のお墨付きをもらい、満足している」とご満悦だった。 松島さんは今回の判決を、1997年に司法の場で初めてアイヌの人々を先住民族と認めた二風谷(にぶたに)ダム建設を巡る札幌地裁判決と重ねた。「私たちの自己決定権の回復に向け、大きなエールになった」と前を向いた。判決を受け、「京都大は遺骨の研究はできなくなった」とも指摘した。

 

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