「核の冬」が来る可能性がある世界で知っておくべき知識

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「核の冬」が来る可能性がある世界で知っておくべき知識(2016)

もしもミニ氷河期が実現すれば、世界的な食料システムは崩壊し……冷戦終了時、アメリカとロシアは多くの核兵器を処分しました。しかし、現在もこの2国は多くの核兵器を所持しており、その数はそれぞれ7000を超えています。つまり、アメリカとロシアはそれぞれが独力だけで核の冬を複数回実現できるくらいの量の核兵器を所有しているわけです。これに対するマックス氏の回答は「確かに君の考える通り、全面的な核攻撃は起こりそうもないです。なぜなら、核戦争が起こる可能性が最も高いのは政治的な理由からではなく、偶然により起こる方があり得そうだからです」というもの。

実際、欠陥のあるコンピューターチップが、アメリカの警報システムを誤作動させてて「ソ連からミサイルが飛んできた」と警告したことがあり、この際アメリカ政府はソ連側に十分な報復を行なう準備を進めていたそうです。さらには冷戦終了後、ロシアのレーダーシステムがノルウェーが発射した学術を目的とするロケットをアメリカの核ミサイルと誤認し、反撃の体制をとったこともある模様。続いてヘンリーは「核兵器を完全に処分することは国家安全保障の脅威になりませんか?」と質問。しかし、何千という核兵器を所有することで「偶発的に核戦争が発生するリスクを負うこと」は愚かで物騒で無責任なことだ、とマックス氏。ここまでの内容に納得したヘンリーは、最後に「なぜ核兵器について心配しながら生活を送らなければいけないのですか?もしも核戦争が起こってしまえば、僕にできることは何もないと思うのですが」と質問。

マックス氏は「もちろん君にもできることはあります。核兵器開発競争は安全保障のためだけに行なわれているわけではありません。金銭や虚勢を張りたがる政治家も核兵器開発競争を引き起こす原因のひとつです」と回答。

 

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