また、研究チームはインフルエンザなどCOVID-19以外の感染症とビタミンDを結び付けた研究の精査も行いました。これらの研究では、確かにビタミンD濃度の低下が急性呼吸器感染症と関連していることが明らかなっています。しかし、こうした研究は主に発展途上国から収集したデータに基づいているという限界があるため、先進国に住んでいる人々の栄養状態に適用することはできないとのこと。そのため、「ビタミンDの摂取量と感染症に対する抵抗力には、これまでのところ明確な関連性はない」と研究チームは考えています。
バーミンガム大学で筋骨格の機能と疾病について研究しているキャロライン・グレイグ氏は、「私たちはビタミンDのほとんどを日光浴から得ています。しかし、外出制限により日光を満足に浴びることができない場合は、ビタミンDの十分な供給が課題となります。こうした場合には、ビタミンDの補給が推奨されますが、その際は医師の指示や適切なガイダンスに基づく必要があります」と述べました。 論文の共著者であり、イギリス栄養財団の事務局長でもあるジュディ・バトリス氏は、適切なビタミンDの摂取について「私たちは、イギリス栄養士会のガイダンスに基づき、1日あたり10マイクログラムのビタミンDサプリメントの摂取を検討することをお勧めします。これは10~3月の冬季についてのものですが、外出制限下では通年で有効です。また、食事から摂取する場合は、脂がのった魚や赤身肉、卵黄、ビタミンDが添加された朝食用シリアルなどを含むバランスの取れた食事を心掛けてください」と話しました。
日光にあたってた奴がビタミンD生成してただけやろて
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