サッポロビールは2日、東京・恵比寿に3日開業予定の高級ビールブランド「ヱビス」を体験できる施設「YEBISU BREWERY TOKYO(ヱビス ブルワリー トウキョウ)」を報道陣に公開した。施設にはビールの製造設備を新たに設け、同社が恵比寿工場を閉鎖した1988年6月以来、約36ぶりに恵比寿でビール製造を再開する。ここでしか味わうことのできない体験価値を提供することで、新たなヱビスファンを取り込むとともに、「恵比寿=ビールの街」の訴求を図る。
延べ床面積2544平方メートルの施設には、過去や現在、未来のヱビスブランドを体感できるよう「こだわり」を盛り込んだ。その目玉となるのが、醸造されるビールを目の前で楽しめるよう中央に設置された3台のドイツ製のビール仕込み窯だ。エビスブランドのビールを年間で最大約130キロリットルの製造が可能で、製造されたビールは隣のタップルームで飲むことができる。 製造されるのは、ここでしか飲むことのできない「ヱビス∞(インフィニティ)」(1100円、380ミリリットル)。かつて恵比寿工場で使用され保管されていた「ヱビス酵母」を再び利用し、1890年のヱビスビール誕生当時に使われていたというドイツ産ファインアロマホップ「テトナンガー」を使用した。製造を担当したのは、入社13年目の同社若手醸造家の有友亮太さん。「ヱビス製造の歴史を読み解き、過去と現在、さらにはその先という時間軸を感じられるような味わいに仕上げた」という。このほか、数量限定の「煙々(えんえん)」(1200円、360ミリリットル)など計4種類(今後6種類に増やす予定)のビールを堪能できる。この日行われた発表会で登壇した同社の野瀬裕之社長は「ここを新しい圧倒的なビール体験施設と位置付けている」と説明。「絶対的においしいビールを提供する。東京のビールとしてヱビスビールを味わってもらいたい」と意気込んだ。
「ヱビス ブルワリー トウキョウ」は同社の本社隣にある旧ヱビスビール記念館を、2022年10月から約1年半かけて改装。投資額は約17億円。当初は23年末の開業を予定していたが、体験施設の質をさらに向上させるため工期を延長していた。4月から12月までに20万人の来場を見込む。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: ryukyushimpo - 🏆 13. / 68 続きを読む »
ソース: PRTIMES_JP - 🏆 114. / 51 続きを読む »
ソース: PRTIMES_LIFE - 🏆 39. / 63 続きを読む »
ソース: YahooNewsTopics - 🏆 79. / 51 続きを読む »
ソース: nikkansports - 🏆 18. / 63 続きを読む »
ソース: nikkansports - 🏆 18. / 63 続きを読む »