「怪物」がカンヌ脚本賞 他視点で描かれる「羅生門」構造の映画 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

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映画「怪物」(是枝裕和監督)が、第76回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で脚本賞を受賞した。日本映画として脚本賞の受賞は、第74回の「…… → 「怪物」がカンヌ脚本賞 他視点で描かれる「羅生門」構造の映画

映画「怪物」(是枝裕和監督)が、第76回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で脚本賞を受賞した。日本映画として脚本賞の受賞は、第74回の「ドライブ・マイ・カー」(濱口竜介監督)以来、2度目の快挙となる。

脚本を担当したのは、テレビドラマや映画で活躍する坂元裕二。もちろん彼にとっては初めての栄誉となるが、ひと足先に日本に帰国していたため、現地時間5月27日に行われた授賞式では、是枝裕和監督が受賞のトロフィーを受け取った。映画「怪物」を手掛けた是枝裕和監督(中央) (c)2023「怪物」製作委員会坂元裕二は1967年生まれで大阪府出身。1987年、19歳のときに「第1回フジテレビヤングシナリオ大賞」を受賞して、脚本家デビュー。1991年にはテレビドラマ「東京ラブストーリー」の脚本を担当し、一躍、脚光を浴びる。「怪物」の脚本は、元々、是枝監督に企画が持ち込まれる前から始まっていた。2018年に坂元がインスタグラムに「これにてちょっと連ドラはお休みします」と投稿。それを目にしたプロデューサーが、映画の脚本に興味はないかと打診したところ、坂元から前向きな返事を得たという。

何度も打ち合わせを重ねるなかで、ある日、坂元から長いプロットが渡される。その段階で「怪物」の原型は、ほぼできあがっていた。そして2019年、かねてから「一緒に仕事をするなら坂元裕一」と公言していた是枝監督に白羽の矢が立つ。是枝監督は、デビュー作の「幻の光」(1995年)以外は、自ら執筆した脚本で作品を撮ってきた。その是枝監督が、かねてからリスペクトしていたとはいえ、他の人の脚本の映画化で監督を引き受けたのはなぜなのか。その理由について、次のように語っている。

 

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