「役割分担しすぎ」が生む、幸せな人・不幸せな人 縄文時代の「働き方」に学ぶ、本来の組織経営の在り方

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狩猟採集生活だった縄文時代は、お米を育てる時間がないので、労働時間が少なく、「時間当たりの生産性」は高かったと解説する前野隆司氏。良かれと思って始めた「分業」が「働きすぎ」につながっていると示唆します。では私たち人間は、本来どう働きたかったのでしょうか。

人類は20万年前に生まれました。リニアなグラフにすると、近代以降にすごく増えたように見えますが、これを両対数グラフにすると、どうなるかご存じですか?...

紀元前5世紀に人口増加が止まり、定常化します。定常化した時に何が起こったでしょう。インドではブッダ(釈迦)が生まれました。中国では老子、孔子などの諸氏百家。ギリシャではソクラテス、プラトン、アリストテレス。 「無」という言葉が、ソクラテスにも老子にもブッダにも出てくるんです。要するに、もっと前の、そんなに豊かじゃなかった頃。人類の最初のフェーズに戻ったほうがいいんじゃないのと考えた。これが2つめの定常期に起きたことです。心のビッグバンです。今から1万年前はアートが栄えた時代と言われてます。世界中の洞窟に壁画が書かれたり、縄文土器が作られた。人類がアートを発明したんです。つまり、人口が増えて止まったところにアートとか自然崇拝、原始宗教というものが生じました。神道の元になった概念です。あるいはアイヌの祈りとか、ネイティブアメリカンの宗教とか。そういう古い宗教は、西アジアが発祥の地だと言われています。

もちろん敵の種族とか、イノシシが襲ってきたとか、そういう時には戦うんでしょうけど、9時から5時まで働くようなことはしなかったと思います。だから農耕生活は、狩猟採集生活より非常に労働集約的で、(時間当たりの)生産性は下がったんです。 もともと地球上の森とかいろんなところにいろいろな植物が生えていたのに、人間が過重労働した結果、米や小麦だらけになった。米や小麦の戦略的勝利であるとハラリは言います。もちろん、皮肉を込めて言ってるんです。

 

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