■WOWOW・スカパーともに契約数は激減 コロナ禍も後押しし、ネットフリックスやU-NEXTなど動画配信サービスが普及する中、WOWOWやスカパー! などの有料放送の契約件数は減少が続く。 契約者の月額課金を主な収入源とする有料放送は、広告費を収益源とする地上波放送以上に、配信サービス台頭の煽りをもろに食らう。近年は有料放送から配信サービスへと会員が流出する事態が起きている。 WOWOWやスカパー! も、「WOWOWオンデマンド」などの独自の配信サービスをそれぞれ展開している。ただ、いずれも認知度向上に苦戦しているのが現状だ。有料放送の会員基盤がある中で、配信サービスの料金だけ安くすれば、単価の高い有料放送からの乗り換えリスクもあり、他の配信サービスに対して割高感も生まれてしまっている。
これまでWOWOWやスカパー! の競争優位性を保ってきたのは、大型スポーツコンテンツだった。現在もWOWOWはサッカーUEFAチャンピオンズリーグなどを、スカパー! はプロ野球の公式戦全試合を放送している。 しかし最近はこのスポーツ領域で、配信サービスを交えた競争が激化。動画配信業界の関係者は「コアのスポーツファンはお金を払うことに対する抵抗が小さく、会員を獲得しやすい。そのため今は配信各社がスポーツに力を入れている」と話す。 U-NEXTは昨年3月に韓国のスポーツ配信サービスSPOTV NOWと提携し、直近ではネットフリックスもプロレス団体「WWE」との独占配信契約を締結した。こうした流れを受け、スポーツファンを中心に有料放送から配信への顧客流出が加速しているようだ。 WOWOWは2023年度の期初段階において、契約件数の純減傾向に歯止めをかける計画を発表していた。しかし昨年10月には早々にこの計画を撤回し、通期業績予想も下方修正。4月2日に発表された月次情報によると、2023年度の契約件数は、約246.7万となった。
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