遠軽が稚内大谷に14-4で大勝し、02年以来22年ぶりの春季全道大会勝利を挙げた。チーム計13安打の猛打で圧倒。18年に就任した阿波克典監督(38)にとっては3季通じて道大会初勝利だった。札幌国際情報は今春のセンバツに出場した別海に2-1で競り勝った。クラークは函館大柏稜に5-0で快勝発進した。「マン振り打線」が火を吹き、22年ぶりの春全道1勝を挙げた。フルスイングをモットーに、13年には21世紀枠でセンバツにも出場した遠軽の打線には「マン振り」の愛称がある。4番の 小森結斗 捕手(3年)は4回1死満塁で走者一掃の適時三塁打を放つなど、3安打3打点。春の円山では長らく味わっていなかった勝利の味をかみしめた。「自分の持ち味は長打力だと思っているので、チャンスでは絶対にかえそうと思っていた」。頼れる主砲がチームモットーを体現して見せた。
豪快な打撃だけでなく、機動力も生かした。小森の1盗塁を含め、計5盗塁。低反発の新基準バットが導入され単打が増えることを見据えて、秋から積み重ねてきた走塁練習の成果を発揮。小森は「やり続けた分、自信があった」と走力で好機を拡大させて大量得点につなげた。 阿波監督にとっては18年の就任以来、道大会初勝利となった。小森は「絶対に勝たせたいと思っていた」。同監督は「全道初勝利なので、(選手に)感謝したいなと思います」と笑みがこぼれた。昨秋は地区大会初戦で北見北斗に敗れた。悔しさを感じながら過ごした長い冬が、チームの粘り強さを生んだ。指揮官は「『粘り強く』というのをベンチも含めて、チームでできたかなと思います」と評した。○…今春のセンバツ出場校・別海が初戦で敗退した。先発した堺暖貴投手(3年)が7回1失点と粘ったが、打線は散発4安打に終わった。「序盤でコントロールが乱れてしまってリズムを崩してしまったのは課題。(試合の)後半戦で粘れるようにやっていきたい」と夏を見据えた。無失策と高い守備力は健在で、島影隆啓監督(42)は「いいゲームだった。(堺が)要所で締めてくれた」と評価した。
○…快勝発進したクラークは、先発した児玉旭陽投手(3年)が124球を投げて、2安打完封勝利を挙げた。8回2死で内野安打を許すまでは無安打投球。記録達成は果たせなかったが、「悔しい気持ちはあったけど、切り替えた。つかまらないようなピッチングはできた」と、連打を許さなかった。エースとして勝たせる投球を追求。「次も相手のリズムを崩すようなピッチングをしたい」と意気込んだ。
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