同作は、毎月の投票によっていじめの対象者が選ばれるペクヨン女子高2年5組を舞台にした“サバイバル序列戦争”ドラマ。原作となったWEB漫画は韓国のNAVERに掲載中で、大胆かつ独創的な世界観が学園スリラーの新境地を開拓した。チャン・ダアは、原作のウェブ漫画から飛び出してきたようなキャラクター再現度と、新人と思えぬ安定した演技を披露した。
デビュー以前から“ウォニョンの実姉”として大きな関心を集めていた彼女。それだけに人々の間では演技に挑戦することに対して意見が分かれていたが、結果的には黙々とペク・ハリンというキャラクターに集中し、期待以上の演技力が好評を博している。 この日のインタビューでチャン・ダアは、「ピラミッドゲーム」の評判について「感謝の気持ちを抱くと同時に、まだ足りない部分があるのでどうすればそれを補って良い姿を見せられるか悩みました」と感想を伝え、「魅力的で二面性を持つペク・ハリンをどのように表現すればいいか、という点を最も重要視しました。『ハリンのことが本当に嫌い』という反応が、私の中でこの上なく嬉しいです」と語った。
チャン・ダアは中学生の頃に漠然と女優を夢見ており、大学進学後に本格的に演技を始めたという。彼女は「何度もオーディションを受けましたが、このたび運よく魅力的なキャラクターと作品に出会えました」と、ペク・ハリン役への愛情をあらわにした。彼女によれば、ウォニョンの実姉であるという事実を隠して活動したかったようだ。 「デビュー前からその部分はオープンでしたが、自分の意思とは関係なくついてくるものなのだなと受け止めることにしました」と切り出したチャン・ダアは、「これからの活動の過程で、役者としての存在感を確立していけば、時間が経つとともにそのようなレッテルも消えていくのではないかと思います」と自身の心境を伝えた。これについては「個人的には似ていると思ったことはあまりないですね。姉妹であるということが公開されてから『似ている』と言われて、初めて見る人なら似ていると思うかもしれないなと思いました」と語っている。しかし、彼女はこれについて「キャラクターを表現しながら、未熟な部分があらわになって視聴者に満足していただけないのでは、と心配しました。初めての演技なので、自分が設定した基準に到達したかったし、達成したい気持ちが大きくてほかのところに気をやる余裕もありませんでした」とコメント。プロ意識の高さを改めて実感させた。「喫煙者の立場で私の演技を見たときに、虚弱だったり不自然に見えてしまうのではないかという点が心配の種でした」と語ったチャン・ダアは、「喫煙シーンを準備する過程では、既存の映画やドラマの喫煙シー
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