「バッテリー式の電車」は現実的なのか?

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日本政府が2021年11月22日に「電気自動車(EV)の購入者への補助金を現行の2倍にする」と決定したように、脱炭素社会に向けた動きが世界規模で進行しています。車と双璧を成す移動手段の「電車」について、アメリカの研究チームが「『バッテリー式電車』の実現は可能なのか?」というテーマの研究を発表しました。

脱炭素社会への移行が求められている昨今において、鉄道車両においても電化が求められるというのが当然の流れです。しかし、日本のようなパンタグラフを敷設するという方式は国土の広いアメリカにおいては膨大な初期費用と保守費用を伴うため、バークレー国立研究所のアモール・パードケー氏らのチームが検討しているのが「巨大バッテリーをくっつけた電車」です。アメリカにおける既存のディーゼル機関車はほとんどが「ディーゼルエンジンで発電機を回して電力を生み出し、その電力でモーターを動かす」という方式で駆動しているため、配線を切り替えるだけで「ディーゼルエンジンで発電機を回して電力を生み出す」という部分をバッテリーに置き換えられる可能性があるとのこと。

ならば、この大型貨物列車を動かす機関車4台に十分な電力を供給できるという結果が得られたとのこと。仮にこの大型貨物列車をリン酸鉄系リチウムバッテリーで駆動させた場合、リン酸鉄系リチウムバッテリーの大きさは一般的な貨車1台の40%程度のサイズで済むそうです。

 

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