「シリコンバレーの太陽」とまで称された「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」に対する海外の評価を集めてみた

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「シリコンバレーの太陽」とまで称された「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」に対する海外の評価を集めてみた 投資ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」について、海外の投資家から質問を受けることが増えている。熱い注目の理由を説明する

」という特集の中で孫正義氏を取り上げ、同氏をシリコンバレーの新しいキングメーカーと評している。キングメーカーとは、だれを次の王座につけるかを決めることのできる、本当の陰の実力者のことを言う。同氏はビジョンファンドの莫大な資金を使って、どの領域でどの企業を覇者にさせるのかを決めることができる、テクノロジー業界の陰の実力者だというわけだ。今年のソフトバンクの株主総会で孫氏は、ビジョンファンドに触れている。それによると、世界中にはベンチャーキャピタルが数千社あり、その2018年度の調達総額はビジョンファンドを除くと約8.6兆円。ところがビジョンファンドは2社だけで、10兆円を超える資金を調達したという。世界中のベンチャーキャピタルを集めた投資総額を超える額を、ビジョンファンド1社だけで運用しているわけだ。

金額だけではない。ビジョンファンドの体制も半端ない。孫氏は「ビジョンファンドを始める以前の18年間、アリババやヤフーなどに投資してきた。2、3人のアシスタントを使って趣味的に投資判断してきた。自分の時間や頭脳の3%くらいを投資に充てていた。しかしビジョンファンドでは専門家集団を作り、投資にわたしの時間や頭脳の97%を充てている」と語っている。投資の専門家として元ドイツ銀行のRajeev Misra氏が部下を連れてビジョンファンドに参画しているほか、孫氏は世界中から投資の専門家を集めてきており、 スタッフ数は株主総会の時点で415人。孫氏によると、今後1000人体制に拡大する考えだという。

 

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