フィギュアスケート男子で2018年平昌、22年北京の両冬季五輪メダリストである宇野昌磨(26)=トヨタ自動車=が14日、東京都内で開かれた引退会見で「プロとしてスケートを続けていく」と話し、プロスケーターへの転向を表明した。宇野といえば、趣味でもあるゲームの腕前でも一級品として知られる。また、2010年バンクーバー五輪銀メダリストの浅田真央さんらが在籍する事務所に所属するなど、セカンドキャリアは明るいようだ。
宇野は、任天堂の人気ゲームソフト「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」(スマブラ)の愛好家で知られ、自身のインスタグラムでもプロフィールに「ゲーマー」と記している。20年には、プロゲーマーのkept(ケプト)さんのユーチューブ番組に出演。keptさんとの対戦で実力の一端を示したほか、フィギュアスケートのシーズン中も4時間程度にわたってゲームをしていたことを明かしている。 この日の会見でも「競技から離れた分、ゲームにも費やせる時間が増えるかなと思う」「小さい時からゲームが大好きだったので、最初は本当にゲームをしたくてスケートを頑張るっていう感じだった」などと話すなど、ゲーム好きの一面を垣間見せた。
宇野は、元プロテニスプレーヤーの松岡修造さんや、すでに現役を引退している浅田真央さんらが在籍する事務所に所属。今後はプロスケーターとして数々のイベントへの参加のほか、テレビ番組などへの出演など活躍の場を広げていくものとみられる。
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