「クルマは長く乗らないと悪くなる」は本当か? 放置が蝕むクルマの故障場所と期間 - 自動車情報誌「ベストカー」

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昔、高級輸入車を買った人は「壊れたら修理代が高くつくから床の間に飾っておくんだ」と冗談を言ったものだが、クルマは乗らずに保管しておけば壊れないのか? 否、消耗品の塊でもあるクルマは走らずとも年数が経過すれば劣化するのだ!!

それでは具体的に、どのくらいの期間で、どの場所が蝕んでいくのか、解説していこう。

クルマに車載されているバッテリーは「自己放電」による電気の目減りは元より、各種制御系のメモリー保持や常に待機状態に置かれているリモコンドアロック等へ電気を供給する必要から、キーOFFでも一定量の電気を消費し続けている。 それでもエンジンを始動すれば充電されるため、定期的に走らせていれば減少した分も補充され問題は生じない。しかし、「チョイ乗り」や「夜間走行」が主体だった場合、充電量が消費量に追いつかなくなり、定期的に走らせていたとしてもバッテリー上がりを起こしやすくなる。 それだけに、長期間乗ることなく駐車場に置きっ放しという条件が加わると、より厳しい状況に陥ることになる。放置している期間が長ければ長いほど慢性的な充電不足に陥りやすくなるからで、使用年数の経過による劣化したバッテリーは元より、新しいバッテリーであっても安心は禁物だ。新品バッテリーなら1~2ケ月程度放置してもビクともしないが、1年以上使用したバッテリーなら状況次第では1ヵ月で上がることも。2~3年経過したら1ヵ月でも注意が必要で、セルの回りが遅く感じたり、一瞬でも息付きをするようになったら要注意。ただちにバッテリーの点検を依頼したい。エンジンを回すことなく長期間放置しておくと、各潤滑面を覆っていた油膜は薄くなる。放置したあとで乗る場合、潤滑面を痛めないよう要注意だ(happycreator@AdobeStock)トランスミッション・デフに注入されている潤滑用のオイルも同様で、長期間、エンジンを回すことなく放置しておくと、各潤滑面を覆っていた油膜(エンジンオイルの膜)は薄くなってくる。1~2ヵ月放置した程度でそんな状態にはならないが、半年~1年ともなると注意が必要となってくる。また、1ヵ月程

 

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3回目の車検の時、距離は乗らないけどファンベルトは交換しましたね。

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