3人の共通言語が英語ということで、ここからは英語で話させて頂きます。まず、最初にそれぞれが今何をしているかということをお話して頂こうと思います。エリックさんはエグゼクティブチェアマンとして活動していますが、どんなことを?はじめに、このような場を設けて頂いてありがとうございます。村上さんとはGoogle日本法人を立ち上げたとき以来なので、また会えてうれしいです。CEOとして10年勤めていましたが、今は政府との対外交渉などを担当しています。両者ともに大きなことに携わっているわけですね。今日は本の話をしていきたいと思いますが、既に本を読まれた方は挙手を……かなり多いですね。ということで、今日は皆さんが本を読んだという前提で話を進めます。
エリックさんはCEOに就任してまずビジネスプランを書けと頼まれたとのこと。2003年の夏のことですね。実際に作られたのは、通常のビジネスプランとは違い、財務プランも目標も予算もマイルストーンもなかったそうですが。当時はビジネスプランをどう見ていたのですか?この場に古典的なビジネストレーニングを受けた方は多いと思いますが、この本の中で書いている唯一の「やらなけれならないこと」は「すばらしい製品を作ること」です。インターネットとグローバル化のおかげで多くのことが可能になりました。信じてください、素晴らしい製品があれば、顧客もお金もついてきます。とにかく素晴らしい製品を作る必要があるのです。本の中でMicrosoftのコードネームを「フィンランド」にしていましたが、本当のコードネームは「カナダ」というものです。北にあるので。「素晴らしい製品を作ること」以外に私たちが常に掲げてきた戦略は、カナダ、つまりMicrosoftがGoogleになり代わらないにすることでした。
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