TARAKOさんはフジテレビの人気アニメ「ちびまる子ちゃん」で、1990年1月7日の初回放送から35年にわたり、主人公・まる子の声を担当。実は当初、まる子役は別の声優に決まっていたが、2018年に亡くなった原作者さくらももこさんが、自分の分身であるまる子のイメージと違うと再度オーディションを行い、自身の声に似ているTARAKOさんを選んだ。それ以来、独特の声でまる子を演じ続け「TARAKO=まる子」のイメージで国民的な人気者だった。「最後にメールでやりとりしたのは去年の12月。TARAちゃんの誕生日にメールして、何十年もメール交換してきたのに、1番文章が短くて、いつも絵文字いっぱいなのに一つもなくて、ハートマークもひとつも異変を感じていました。“なんかあったの”と聞く勇気がなかった…。それから二カ月半。うろたえました。気がつけば、庭で雑草を抜きながら“何でだ”“何でだよ”と言ってました」と胸の内を伝えた。「ありがとうの会」はその後“まる子ちゃん声優ファミリー”がエンディングテーマの「おどるポンポコリン」を歌唱し、天国のTARAKOさんへ感謝を届けた。会場では、参列者のすすり泣くような声
2004年から2012年まで「ちびまる子ちゃん」のエンディングテーマに使用された楽曲「アララの呪文」に「爆チュー問題」として参加していたお笑いコンビ「爆笑問題」、「爆笑問題」所属の事務所「タイタン」社長の太田光代氏、日本テレビの天気予報キャラクター「そらジロー」の“相棒”気象予報士・木原実氏らも出席した。
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