秋の新製品シリーズの最後を飾るのは、アップルの「iPhone 15 Pro Max」である。iPhone 15 Pro Maxが届いて最初に撮ったのはもちろん、うちの猫、ミルだ。見事に背景がボケて、ちょいと散らかった部屋が目立たなくなっております。iPhone 15シリーズのカメラの一番のよさがこれだと思う。猫がいっぱいいたので大量に黄色い枠が出ちゃって、カメラの猫検出機能がパニクったみたいで面白いのだけど、大事なのは画面左下の「f」。にしても、この状態で猫をたくさん認識する(後ろ姿のもいるし)のはすごい進化ですな。
それはともかく、「f」が出てる状態で撮影すると、前後をボカした写真を生成するのに必要な「深度情報」(画面に映ってるものとカメラとの距離情報)が一緒に記録されるので、あとから前後をぼかせる。つまり、「あとからポートレート」である。右下の隅に出てる「f」をタップして黄色くすると、その場でポートレートモードになるのだ。その場で「ぼかしたい」と思ったらこれ。籠から顔だけ出してこっちを見た瞬間がかわいすぎたので、思わず背景をぼかして撮影。撮影場所はいつもの「保護猫シェルター QUEUE」。2023年10月 アップル iPhone 15 Pro Max 昔に比べてボケも自然になったし、特に室内で撮るときは部屋の中をあまり見せたくないって思うから、この機能が最高である。ただ、髭のように細すぎると、うまく認識できなくてボケちゃうけど、ガン見しないと気づかないかも。冒頭写真も「f」が出た状態で撮影し、あとからポートレートで背景をぼかしたもの。背景をうまくぼかすと、写真を見たときに、撮りたかった被写体……つまり見てほしかったところにすっと視線がいくのがいい。
次は、「保護猫シェルター QUEUE」の長毛猫「さといも」さん。見た目と名前のギャップが面白いのだけど、けっこうビビりで、こっちから近寄ろうとすると警戒して逃げちゃうのだ。でも、この日は座ってじっとしてたら、そっと近づいてきて撫でさせてくれたのである。ふわふわの長毛を撫でた記念である。ポートレートというと背景ぼかしにばかり目が行くけど、前景もちょっとぼかしてくれる。それも、以前よりボケ方がぐっと自然になった。そこも要注目だ。というわけで、今回は、ぼかし猫特集でした。撮った後で、ボケ具合とかフォーカス位置が微調整できるのって楽しいわ。失敗したら、ポートレートをオフにして、しれっとなかったことにすればいいんだし。いちいちポートレートモードに切り替えて撮らなくてもOKっていう気軽さも含めて、iPhone 15シリーズのヒットはこの機能だと思う。■Amazon.co.jpで購入
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