川崎競輪開設75周年記念「桜花賞・海老澤清杯」(GⅢ・大阪・関西万博協賛、川崎市制100周年)は最終日の7日、第12Rで決勝戦が行われ、嘉永泰斗(熊本)がまくりで優勝。昨年5月の函館以来、3回目のGⅢ優勝を飾った。
レースは古性優作(大阪)-山田久徳(京都)-郡司浩平(神奈川)-佐々木真也(神奈川)-嘉永-松岡貴久(熊本)-新山響平(青森)-佐藤慎太郎(福島)-松本貴治(愛媛)で周回。新山-佐藤、松本が赤板前に上昇開始。合わせて動いた嘉永-松岡が赤板で古性を抑えるが、すかさず郡司-佐々木がさらに抑える。打鐘で新山-佐藤が叩くと3番手は内・郡司、外・松本で併走になるが、郡司が4番手に下げ切る前に嘉永が最終2角6番手から仕掛け、佐藤のけん制に耐えてまくり切る。あおりを受けた松岡は続けず、後方から踏み上げた古性に乗り強襲した山田が2着に入り古性が3着。 嘉永泰斗「うれしいです。郡司さんと(松本)貴治さんが折り合う前に仕掛けようと。(佐藤)慎太郎さんにブロックをもらったけど、乗り越えられてよかったです。GⅠの決勝に乗れば、おのずとGⅠを取れるチャンスが巡ってくると思うので、ダービーに向けて頑張ります」
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