iPhoneで「アプリの追跡」を拒否してもFacebookやSnapchatはユーザー追跡が可能

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Appleはプライバシー強化のため、ユーザーがアプリによる追跡の許可・拒否を選ぶ「App Tracking Transparency(ATT)」を実装しています。しかし、The Financial Timesは2021年12月8日に「たとえユーザーがアプリによる追跡を拒否していても、サードパーティーはユーザーを『グループ』に分けて行動を追跡したり情報を収集したりすることが可能である」と指摘しました。

しかし、The Financial Timesは「Appleはプライバシーポリシーを緩く解釈できるようにしており、その結果としてFacebookやSnapchatといった企業はユーザー追跡が可能になっている」と指摘しました。これはAppleが開発者に対して「個々のデバイスを識別するためにデバイスからデータを収集してはならない」と示しており、「ユーザーの集団による行動やそのシグナルを観察する」ことは禁じていないため。

Appleは上記の方法を正式に承認していませんが、プライバシーポリシーを緩く解釈した場合、たとえ個々のユーザーが広告の追跡を拒否していても「サードパーティーがユーザーの集団を追跡する」という行為は可能になります。収集されたデータは匿名化され集約された状態なので、個々のユーザーのプロファイルとは結びついていないものの、「FacebookやSnapchatはiPhoneからユーザーレベルのシグナルを収集することができる」とThe Financial Timesは述べています。 実際にSnapchatの開発元であるSnapは投資家に対し、「アプリの追跡を拒否する」ユーザーを含む約3億6000万人分のデータを共有する予定であり、広告主が広告キャンペーンにおいて「より完全なリアルタイムの情報」を得ることができると説明したそうです。また、Facebookのシェリル・サンドバーグCEOも同様に、集約・匿名化されたデータを使用して広告インフラストラクチャを再構築していると発言しています。

 

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