共産党が天皇陛下ご即位の儀式に欠席表明

 共産党の小池晃書記局長は9日の記者会見で、22日に行われる「即位礼正殿の儀」など天皇陛下のご即位に関する儀式に欠席すると表明した。「現行憲法の国民主権、政教分離の原則とは両立しない」と述べた。

 共産党はかねて即位の儀式について「現行憲法のもとで廃止・失効した旧皇室典範と登極令を踏襲したもので、国民主権と政教分離という憲法の原則に反する」と主張。平成30年3月には憲法の精神に即して全体として見直すよう政府に求めていたが、応じられなかったと判断した。

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