【NQNニューヨーク=川上純平】26日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸した。前日比15ドル73セント高の3万5756ドル88セント（速報値）で終え、連日で過去最高値を更新した。市場予想を上回る米主要企業の決算発表が相次ぎ、好感した買いが入った。良好な米経済指標の発表も相場を支えた。
米企業の2021年7～9月期決算は市場予想を上回る売上高や1株利益を発表する企業が相次いでおり、投資家の先高観につながっている。ダウ平均の構成銘柄ではないが、26日は物流大手のUPSが市場予想を上回る増収増益の決算を発表し、7%高で終えた。個別ではネットワーク機器のシスコシステムズや日用品のプロクター・アンド・ギャンブル（P&G）が上昇した。半面、半導体のインテルや航空機のボーイングが下落した。
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