ドイツのメルケル首相が新型コロナ拡大阻止のためレストラン閉鎖や大型イベントの中止を検討していると伝わり、欧州株が軒並み下落。米国でも新型コロナの新規感染者が過去最高水準で推移している。ニューヨーク市のデブラシオ市長は27日、年末休暇中に州外への旅行を避けるように住民に求めた。投資家心理が悪化し、引けにかけて下げ幅をじりじりと広げた。
27日朝に2020年7~9月期決算を発表した建機のキャタピラーと工業製品・事務用品のスリーエム(3M)が下げ、ダウ平均の重荷となった。新型コロナまん延が業績を直撃する航空機のボーイング、空運のアメリカン航空グループなどの下げも目立った。 一方、業績が新型コロナの拡大の影響を受けにくいハイテク株は高い。前日に独ソフトウエア大手SAPの業績下方修正を受けた連想売りで下げた顧客情報管理のセールスフォース・ドットコム、ソフトウエアのマイクロソフトは反発した。
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