Microsoftが純利益47%増という絶好調、Xboxは売上高172%増を記録するもWindowsは7%増・Surfaceは20%減と伸び悩み

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Microsoftが2021年第4四半期(2021年4月1日~6月30日)の決算報告書を発表しました。総売上は前年度同期比21%増の462億ドル(約5兆700億円)で、営業利益は42%増の191億ドル(約2兆1000億円)、純利益は47%増の165億ドル(約1兆8100億円)でした。

この好調を支えたのが、Productivity and Business Process部門。同部門では、ソフトウェアスイートのOfficeの企業向けプロダクトおよび関連クラウドサービスの売上が20%増、Officeの消費者向けプロダクトおよび関連クラウドサービスの売上が18%増、LinkedInの売上高が46%増、Microsoft Dynamicsのプロダクトおよび関連クラウドサービスが33%増を記録し、全体の売上高は前年同期比25%増の147億ドルに達しました。他方、部門内で明暗が分かれたのが、Windowsのライセンス収入やSurfaceなどのデバイス類、Xboxなどのゲーミング関連を総括するMore Personal...

以上の第4四半期決算の結果から、年次決算は総売上が前年比18%増の1681億ドル、営業利益は32%増の699億ドル、純利益はGAAPベースが38%増の613億円、Non-GAAPベースが37%増の607億円でした。 Microsoftの会長兼CEOを務めるサティア・ナデラ氏は「企業がビジネス全体において新たなレベルの技術集約を推進できるよう、技術スタック全体で革新を進めています。当社の業績は、差別化された方法で顧客のニーズを上手に満たすことができれば、大規模で成長している市場においても成長し続けられることを示しています。この成長は商用クラウドやゲーム、セキュリティ、LinkedInなどの新たに構築したフランチャイズにおいて実現されており、これら部門は過去3年間で年間総売上高が100億ドルを超えました」とコメントしました。

 

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