Microsoftが中国政府の関与が疑われるハッカーグループが用いていたドメインの押収に成功

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Microsoftが中国を拠点とするハッカーグループ「Nickel」が用いたドメイン42個の差し押さえに成功したと発表しました。このハッカーグループは中国にとって地政学上の敵国にあたる国々の政府機関やシンクタンク、人権団体をターゲットにしていることから、中国政府の関与が疑われています。

が追跡しているハッカーグループで、「APT15」「KE3CHANG」「Vixen Panda」「Royal APT」「Playful Dragon」とも呼ばれています。発表によると、Nickelが活動している国はアメリカ、アルゼンチン、バルバドス、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブラジル、ブルガリア、チリ、コロンビア、クロアチア、チェコ、ドミニカ、エクアドル、エルサルバドル、フランス、グアテマラ、ホンジュラス、ハンガリー、イタリア、ジャマイカ、マリ、メキシコ、モンテネグロ、パナマ、ペルー、ポルトガル、スイス、トリニダード・トバゴ、イギリス、ベネズエラの29カ国で、これらの国々を図示した世界地図が以下。

DCUによると、Nickelのターゲットとなっているのは上記の国々の外交組織や外務省を含めた民間団体・公的機関とのこと。DCUはNickelに対して中国政府の関与があるという明言は避けましたが、「Nickelのターゲットと中国の地政学的な利益は往々にして関係がみられる」と言及しました。 DCUはサイバー犯罪者が用いているドメインを差し押さえるという戦術のパイオニアを自称しており、その成果としてすでに24件の訴えによって、サイバー犯罪者が用いていた悪意のあるウェブサイトを1万個以上、国家の支援を受けるハッカー集団が用いていたウェブサイトを600個以上停止し、将来的にサイバー犯罪者に用いられると予想されるウェブサイトを60万個以上ブロックしてきたとアピールしています。

 

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