【シリコンバレー=佐藤浩実】米マイクロソフトが26日発表した2021年7~9月期決算は売上高が前年同期比22%増の453億1700万ドル(約5兆1700万円)だった。2桁増収は19四半期連続で、クラウド関連事業の売り上げが初めて200億ドルを上回った。純利益は48%増の205億500万ドルだった。ネットワーク経由で演算能力を提供する「Azure(アジュール)」や業務ソフト「Office365」などクラウド関連事業の拡大が続いた。アジュールの売上高は前年を50%上回り、企業向けのOffice365は同23%増加した。利用企業の数・1社あたりの売上高ともに増えたという。7~9月期決算から、米セールスフォース・ドットコムと競合する顧客情報管理(CRM)なども含めたクラウド関連事業の合計を「マイクロソフトクラウド」と呼び始めた。マイクロソフトクラウドの売り上げは36%増の207億ドル。規模の拡大につれて伸び率は低下基調にあったが、新型コロナウイルス禍を経てクラウドの利用が浸透したため、21年に入って成長率が再び上昇している。
ビジネスSNS(交流サイト)「リンクトイン」の売り上げは前年に比べて42%増えた。中国ではリンクトインを閉鎖すると決めたが、新型コロナの影響で前年に低調だった企業の採用広告などが復活した効果が大きかった。一方、在宅需要に沸いた前年の反動でパソコン「サーフェス」の売上高は17%減少した。
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ソース: nikkei - 🏆 135. / 51 続きを読む »