FC町田ゼルビアが悲願のJ1初昇格を果たした。アウェーで熊本に大勝し、今季自動昇格圏の2位以上が確定。高校サッカーの強豪、青森山田の指導者から異例の転身で注目を集めた黒田剛監督が、プロ指揮1年目でいきなり結果を出した。
前半44分、相手の低いクリアボールを後方で拾ったDF藤原優大が中央にワンタッチパス。ボランチのMF宇野禅斗が右足を振り抜くと低く強烈な弾道のボールがゴール左に突き刺さり、黒田監督の教え子コンビで先制に成功した。後半7分には右サイドからつながれたボールを、MF高橋大悟が左足で押し込み追加点。同16分にはMF下田北斗が左足で強烈ミドルを決めて、リードを広げた。 町田は昨オフ、青森山田高を約28年間指導し、選手権優勝3度をはじめ日本一に7度導いた黒田監督が就任。守備力を武器に、シーズン序盤から首位を快走した。8月には今季18得点のエースFWエリキが重傷で離脱するアクシデント。やや失速したもののU―22日本代表FW藤尾翔太ら若手の急成長もあり、チーム一丸で危機を乗り越えた。
町田は89年に少年クラブのトップチームとして発足し、91年に東京都4部リーグからスタート。順調にステップアップし12年にJ2初昇格も最下位に沈み、1年でJFL再降格を味わった。16年にJ2再昇格し、18年にはIT大手のサイバーエージェントが経営に参画。クラブハウスや専用練習場を整備して環境を整え、ついに歴史を塗り替えた。
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