Intelが2021年第3四半期決算を発表、社内の半導体不足は解消もチップの売上は伸び悩み

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現地時間の2021年10月21日、半導体大手のIntelが2021年第3四半期(7~9月)の決算を発表しました。同期における売上は市場予想を下回ることとなったため、決算発表後にIntelの株価は9%下落しています。

CEOは、社内の半導体不足は解消されたものの、PCメーカー側の部品不足が影響して出荷台数が伸び悩んだ可能性を指摘しています。ゲルシンガーCEOは「我々は今最悪の状態にあり、来年の四半期ごとに段階的に改善されていくこととなるでしょう。2023年まで需要と供給のバランスはとれないでしょう」と語っています。

なお、新型コロナウイルスのパンデミックに際して起きたPC需要について、アナリストの中には「PCの売上が伸び悩みつつあるので、需要の急増が終わりに近づいている可能性がある」と語る人もいます。その一方で、ゲルシンガーCEOはPCの需要増は今後も続く傾向にあると考えているようで、「PCビジネスは今や構造的に大きなものとなっており、1日100万台もの売上を記録するビジネスになりつつあります」と語っています。 一方、データセンター向けのプロセッサやその他のシリコンを販売するデータセンター部門の売上は前年同期比で10%増の65億ドルを記録しています。ただし、この数字も市場予想の66億ドルを下回っています。Intelのデータセンター部門の売上が増加した理由について、CNBCは「企業や政府向けのオンプレミスサーバー需要の増加によるもの」と説明。一方でゲルシンガーCEOは「主要顧客である中国のクラウドコンピューティングサービスベンダーが、政府による新規制に対応したことで売上が予想よりも伸びなかった」と説明しています。

この他、IoT部門の売上は前年同期比で54%増の10億ドル、Intelの子会社である自動車関連テクノロジーのMobileyeの売上は前年同期比で39%増の3億②600万ドル、不揮発性メモリソリューション部門は前年同期比で4%減の11億ドル、プログラマブルソリューション部門の売上は前年同期比で16%増の4億7800万ドルを記録しています。

 

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