国内外G18勝の女王が、歴史的カードの最後のピースを埋めた。名だたる名馬が越えられなかったG17勝の壁を、1日の天皇賞・秋(東京)で破ったアーモンドアイ。陣営が最後の舞台に選んだのは、牡牝の無敗の3歳三冠馬が待つジャパンカップだった。
これも、大記録の重圧から解放されたためか。重圧がいかに大きかったかを、レース後の主戦クリストフ・ルメールの姿が物語る。冷静沈着な名手が感情を抑えきれず、2度も涙した。アーモンドアイと自身の関係を「ラブストーリー。でも、もう終わってしまう……」と言葉を詰まらせた。 1984年のシンボリルドルフ、2005年のディープインパクトと、過去の無敗の三冠馬2頭は、年長馬との初対戦だったG1で初黒星を喫した。コントレイルは空前のメンバーが集まった歴史的な大一番で、ジンクスを打ち破れるか。史上初めて、無敗での3歳牝馬三冠を達成したデアリングタクトは、成績が示す通り、3歳牝馬同士では無敵。「走るたびに驚かされる」と、管理する杉山晴紀調教師が語るように、底知れない能力を発揮してきた。
年長の牡馬より4キロ、アーモンドアイやコントレイルより2キロ軽い53キロの斤量も有利。強い相手が集まり「あくまで挑戦者の位置付け」(杉山調教師)ではあるが、好勝負は当然、期待できる。東京の2400メートルは2冠目のオークスと同じ舞台で条件も全く問題ない。
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