Foxconnのインド工場におけるiPhone生産能力が50%以上も減少、新型コロナの感染爆発が原因か

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AppleからiPhoneの製造を請け負っている台湾の大手サプライヤー・Foxconnはサプライチェーンの分割を進めており、近年ではインドなど中国以外の国へ生産拠点を移しています。ところが、インドで2021年3月頃から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染が爆発的に増加した影響で、FoxconnのiPhone生産工場が大打撃を受けていると報じられています。

に工場を持ち、インド国内向けのiPhoneを生産しています。ところが、タミル・ナードゥ州はCOVID-19の第2波において最も被害が大きい州の1つであり、州当局は5月10日から州全体で都市封鎖を実施し、公共交通機関や店舗の閉鎖を決定しました。

ロイター通信の情報筋によると、タミル・ナードゥ州では100人以上のFoxconn従業員がCOVID-19陽性だと診断されたため、Foxconnはチェンナイの工場への立ち入りを5月下旬まで禁止したとのこと。Foxconnの従業員は外部から工場に入ることができないため、宿泊施設が提供されている施設でのみ生産能力が維持されている模様。どれほどの従業員がFoxconnのiPhone工場で働き続けているのかは不明ですが、生産能力は50%以上も削減されてしまったそうです。 Foxconnはこの問題に関し、インドにある工場に勤める小数の従業員がCOVID-19陽性だったことを認め、医療支援を含むサポートを従業員に提供していると述べています。「Foxconnは従業員の健康と安全を最優先事項としています。そのため、私たちを含む全ての企業がCOVID-19の対応に直面している間、インドの地方自治体や公衆衛生当局と緊密に協力してきました」とロイター通信にコメントしましたが、工場の生産能力や人員配置については回答しなかったとのこと。

 

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