COVID-19のパンデミックは「母親の雇用」を危機にさらしているとの指摘

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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックに伴い、多くの仕事でリモートワークが導入されました。これにより、「性別に基づく男女の役割分担を解体し、雇用格差が減少するのではないか」との期待を寄せる意見もありましたが、「実際にはパンデミックにより『母親の雇用』が危機にさらされている」と、アメリカやオーストラリアの研究者からなる研究チームが指摘しています。

のデータを基に、パンデミックにより都市封鎖などの対策が実施された2020年2月~4月にかけて、子どもを持つアメリカ人の雇用状況がどのように変化したのかを調査しました。データを分析したところ、「全ての年齢層の子どもを持つ母親が、仕事をする時間を短縮した」ことが判明したとのこと。

一方、父親の労働時間はパンデミック前と後でほとんど変化しておらず、就学前の子どもや小学校に通う子どもたちを持っている父親でも、1週間当たり30分未満しか労働時間が減っていませんでした。中学生から高校生の子どもを持つ父親では1週間当たり1.2時間ほど労働時間が短縮されており、これは父親の年齢が上がるにつれて役職が上がり、自分の意志で労働時間を短縮する権限が増えたからではないかと研究チームは考えています。 今回の研究では、なぜ母親が労働時間を短縮したのかという理由については調査していないものの、COVID-19のパンデミックによって家事や育児の時間が増加したことが、労働時間短縮の主な原因だとみられています。パンデミックにより家の中が学校・保育所・オフィスを兼ねることとなり、多くの母親が育児と家族の間で板挟みになっているとのこと。

 

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子供を育てる余裕がない社会になってきた。

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