自社や研究機関の調査でも問題の原因を特定できなかったので、BOSEはフォーラムに対してアンケートを行い、ノイズ低減に問題を抱えている顧客のうち、自宅への訪問を受け入れてくれる顧客を募りました。その結果、自宅への訪問を受諾してくれた5人の顧客に対し、顧客宅で2時間の調査を行うことができたとのこと。
一連の顧客訪問によって、顧客のファームウェアアップデートの方法や、Bluetoothのペアリング方法、意図しないノイズ低減機能のモード切替などは行われていないことがわかりました。A/Bテストでも、ヘッドフォン間で音質の違いは認められなかったそうです。 グラフの水色で示されたQC35を調べると、イヤーパッドが適切に装着されていないことがわかりました。イヤーパッドをきちんと装着すると、ノイズ低減のパフォーマンスは通常のQC35と同じ水準になったとのこと。
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