「精神科では、じっくり話を聞いてもらえる」多くの人が精神科に対してもつ4つの誤解 再診なら10分診療は一般的

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昨年12月、大阪市の雑居ビルで痛ましい放火殺人事件が起きました。その報道に対する反応を受け、精神科医の井上智介さんは「世の中には精神科に対する誤解がたくさんある」と指摘します――。

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しかしながら、精神疾患は血液検査やレントゲンなどで診断できるものではなく、どんな診察や治療が行われるのかあまり知られていないために、誤解や偏見を招きやすいところがあります。私がよく出会う精神科に関する誤解は、大きく4つあります。精神科というのは、「とにかくじっくり話を聞いてもらえるところ」と考えている人は多いです。確かに精神科は、内科や外科などよりも話を聞く時間は長いかもしれませんが、目安としては初診で30分程度。2回目、3回目の再診になるとほかの診療科とそう変わらず、長くても10分程度です。

これは、全国どこの病院でもだいたい大差はありません。10分というと短いように思われるかもしれませんが、われわれ精神科医もプロですので、10分程度あれば、治療に必要な情報は十分聞き取ることが可能です。また、精神科も、内科や外科などと同様に保険診療が中心なので、診断や治療につながらないままでただお話を聞いているだけでは、経営が成り立ちませんし、ほかの患者さんをお待たせすることになってしまいます。もっと話を聞いてもらいたいときは、病院に併設されているカウンセリング室でカウンセラーに相談するとよいでしょう。医師とも連携していますし、30~50分など、ある程度じっくり話を聞いてもらえるはずです。

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