レバンガに特別指定選手で加入したＰＧ松下裕汰（２２）＝白鴎大４年＝が鮮烈なホーム戦デビューを果たした。７得点、４リバウンド、１アシストでＭＶＰに選ばれた大物ルーキーは「最初に会場の大きさ、多くのファンを見て、やってやるぞという気持ちになりましたが、まさかＭＶＰを取れるとは思いませんでした」と初のお立ち台に照れ笑いを見せた。
２２、２３日のアウェー名古屋Ｄ戦でデビューも無得点。待望のプロ初スコアは第３Ｑの８分過ぎ、７９―５４で右４５度から、狙いすました３Ｐが、きれいにリングを射抜いた。「山口さん（颯斗）からアイコンタクトでいいパスが来たので迷わず狙った。打った瞬間入ったと思いました」と笑顔でメモリアルゴールを振り返った。これで勢いに乗り、最終Ｑの８９―６１からも右４５度から鮮やかな３Ｐを沈め、１００得点目となるフリースローも決め７得点。ディフェンスでも奮闘し、自己最長１８分２０秒のプレータイムを記録した。次節（２９、３０日）もホームで強豪・川崎を迎え撃つ。今季１勝１敗。「次はディフェンスでもっと強いコンタクトを心がけ、ゴールへも、もっと積極的にアタックしたい」とさならる奮闘を誓った。（小林 聖孝）
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