令和3年版厚生労働白書の原案の全容が24日、判明した。新型コロナウイルスの感染拡大による国民生活への影響、社会的危機における社会保障の役割について分析、検討したのが特徴だ。「感染症との闘いは今なお続いている」と危機感を示し、危機に強い医療提供体制を構築する必要性を強調した。政府は文案について最終調整した上で閣議決定する方針だ。
原案は「令和2年、世界は『新型コロナウイルス感染症』一色であった」という書き出しで始まり、緊急事態宣言の発令などにより「社会・経済活動は大きく制約されることになった。厳しい状況下で、国民生活は大きな変化を強いられた。危機はなお続いている」と明記した。 新型コロナが医療体制に与える影響をめぐっては、たびたび病床の逼迫(ひっぱく)が起きたが、感染症患者の受け入れに関し「病床規模が大きい医療機関を中心に行われた」と振り返り、病床規模が大きい病院には公立などが多いため、受け入れ割合が民間より高くなったと分析した。今後については、新たな感染症の発生・拡大に備えて、受け入れ候補となる医療機関や人材確保の考え方、医療機関間の連携・役割分担などを検討することで、「危機に強い医療提供体制の構築が求められる」と記した。
国民生活に与えた影響については、自粛生活により「男女を問わず在宅時間が増加した。その中にあって、女性の家事・育児負担が相対的に大きくなり、若者とともに女性の自殺、DV(配偶者からの暴力)相談件数が増えるという事態が生じた」と強調した。妊娠や出産への影響にも言及した。昨年12月、今年1月、2月の出生数が、前年同月比でそれぞれ7・3%、14・6%、10・3%の大幅減となっていることを指摘し、「妊娠の初期が新型コロナ感染拡大が始まった時期と重なっており、感染拡大が出生数の減少につながっているのではないか」との懸念を示した。
医療製薬白書と都市部の医師、看護師10倍増20年計画(臨海公園や代々木公園を大学病院に転用。)とかを作んなきゃダメだと思う。厚労省と言う役所が肥大で時代遅れかつ、いかに責任を取らないことしか考えてない役所を医療製薬、労働、福祉に3分割することが真っ先に必要な改革。
スペイン風邪を超えたな
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