北海道の酪農は、穀物飼料の高騰や子牛・親牛の販売価格下落などで経営が悪化し、コロナ禍に伴い乳製品の需要が振るわず減産も迫られています。乳価の大幅引き上げで経営環境が変わる中、農協資本のよつ葉乳業(札幌)は、道産生乳の需要を拡大するために、どのような事業展開をするのか。有田真社長に聞きました。(聞き手・森川純)1955年生まれ。後志管内余市町出身。岩手大農学部卒業後、1981年に北海道農協乳業(現よつ葉乳業)入社。大阪支店長、東京支店長などを経て、2010年に取締役営業本部長、2013年に専務、2015年から現職。「2022年11月は、スーパー向けなどのプライベートブランド(PB)の牛乳を10%前後値上げしました。当時は、脱脂粉乳の在庫が非常に多かったですが、生乳減産の方向が出ておらず(消費減退の)不安があった。その後、ホクレンが減産を決めました。どのくらいの乳量を調達できるか、値上げの影響はどうなるかを詰め、4月1日に値上げします。ナショナルブランド(NB、メーカー品)の生乳は、燃料や包材など他の資材も上がっているので、値上げ幅は10%前後になると思います。計算はしていませんが、加工品
北海道の酪農は、穀物飼料の高騰や子牛・親牛の販売価格下落などで経営が悪化し、コロナ禍に伴い乳製品の需要が振るわず減産も迫られています。乳価の大幅引き上げで経営環境が変わる中、農協資本のよつ葉乳業(札幌)は、道産生乳の需要を拡大するために、どのような事業展開をするのか。有田真社長に聞きました。(聞き手・森川純)1955年生まれ。後志管内余市町出身。岩手大農学部卒業後、1981年に北海道農協乳業(現よつ葉乳業)入社。大阪支店長、東京支店長などを経て、2010年に取締役営業本部長、2013年に専務、2015年から現職。「2022年11月は、スーパー向けなどのプライベートブランド(PB)の牛乳を10%前後値上げしました。当時は、脱脂粉乳の在庫が非常に多かったですが、生乳減産の方向が出ておらず(消費減退の)不安があった。その後、ホクレンが減産を決めました。どのくらいの乳量を調達できるか、値上げの影響はどうなるかを詰め、4月1日に値上げします。ナショナルブランド(NB、メーカー品)の生乳は、燃料や包材など他の資材も上がっているので、値上げ幅は10%前後になると思います。計算はしていませんが、加工品も基本的に小売り向けは値上げします」
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