Apple Watchの心拍センサーとアクティビティ機能が殺人事件容疑者のウソを見抜く

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Apple Watchの心拍センサーとアクティビティ機能が殺人事件容疑者のウソを見抜く(2018)

オーストラリアのアデレードに住んでいた事件当時57歳のマーナ・ニルソンさんは2016年9月、自宅で死亡しているところを発見されました。同居していた26歳で義理の娘であるキャロライン被告は、事件の前にマーナさんが運転中にトラブルに巻き込まれ、怒った相手数人が自宅に押しかけてきてマーナさんを襲ったと警察に語っていたとのこと。事件の通報から3時間後、キャロライン被告は自宅近くで手と顔にテープが巻き付けられた状態で発見されています。

しかし、2018年3月29日に開かれた保釈公聴会において事件を担当するカーメン・マテオ検事は、法医学者の分析によりキャロライン被告の供述がウソであり、内容がでっち上げられていると主張しました。法医学者はマーナさんが身に付けていたApple Watchのデータを解析してマーナさんが死亡した時間を誤差7分の範囲で特定することに成功。そしてさらに、死亡する直前に活動量が急激に増加しており、そのパターンからマーナさんは「待ち伏せ型」の攻撃を受けていたという見方を示します。また、マーナさんの活動は心拍停止と共に終わっていたことも明らかにされています。 マテオ検事は「検察当局は、事件のタイムラインおよび被害者のエネルギーレベルや心拍のデータから、被害者は午後6時38分頃に襲撃を受け、6時45分までに死亡したものと推測しています」と述べており、これは、キャロライン被告が供述していた「20分間にわたる襲撃」という内容と明らかに食い違っているとのこと。また、犯行グループによって縛られていたというキャロライン被告ですが、事件後の7時2分に夫にテキストメッセージを送信し、さらに7時13分にはeBayにアクセスしていたことも明らかになっています。

被告弁護人のマーク・トィッグス弁護士は、キャロライン被告は犯行を否認していると述べています。また、事件直後から第一容疑者として警察の捜査を受けていたにもかかわらず逃亡を図っていないことを理由に、被告人の保釈を求めています。また、この公聴会の間中、キャロライン被告はずっとすすり泣きを続けていたとのこと。 しかし事件を担当するマーク・カーン治安判事は、想定される罪の重さと事件の重大性、そして被告人が物証を廃棄しようとした行為があったことを理由に、保釈の請求を却下。次の被告の予定は、6月13日に開かれる裁判への出廷となっています。

 

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