Apple、4~6月期は36%増収 5G対応iPhoneが好調

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【シリコンバレー=白石武志】米アップルが27日発表した2021年4~6月期決算は売上高が36%増の814億3400万ドル(約8兆9300億円)、最終利益が1.9倍の217億4400万ドルだった。高速通信規格「5G」の本格普及に伴って主力商品であるスマートフォン「iPhone」の買い替えが進み、売上高と最終利益はいずれも4~6月期として過去最高を更新した。売上高全体の約5割を占めるスマートフォン

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【シリコンバレー=白石武志】米アップルが27日発表した2021年4~6月期決算は売上高が36%増の814億3400万ドル(約8兆9300億円)、最終利益が1.9倍の217億4400万ドルだった。高速通信規格「5G」の本格普及に伴って主力商品であるスマートフォン「iPhone」の買い替えが進み、売上高と最終利益はいずれも4~6月期として過去最高を更新した。

売上高全体の約5割を占めるスマートフォン「iPhone」部門の売上高は50%増の395億7000万ドルだった。20年秋に発売した5G対応機種「12シリーズ」の販売が好調だった。世界的な半導体不足が車・電機産業の生産に打撃を与えているが、アップルはiPhoneの主な半導体については台湾積体電路製造(TSMC)と長期の生産委託契約を結んでおり、影響は限定的だったもようだ。 遠隔学習向けに人気のタブレット端末「iPad」部門は12%増の73億6800万ドル、20年秋から一部機種で独自開発半導体「M1」の搭載を始めたパソコン「Mac」部門は16%増の82億3500万ドルだった。在宅需要が旺盛な両製品は1~3月期には前年同期比で70%を超える伸びを記録していたが、4~6月期は半導体不足の影響で減速した。4~6月は5G対応iPhoneの販売が好調だった(米ロサンゼルス市内のアップル直営店)=ロイター

地域別の売上高では香港と台湾を含む中華圏の伸びが大きく、58%増の147億6200万ドルだった。スマホ市場で競合する中国・華為技術(ファーウェイ)が米国政府による半導体輸出規制の影響で失速するなか、アップルは5G対応によってiPhoneの販売を伸ばしたとみられる。 1株当たりの利益水準は1ドル30セントとなり、事前の市場予想(1ドル前後)を上回った。アップルは米西部時間27日午後2時(日本時間28日午前6時)からティム・クック最高経営責任者(CEO)らが参加してアナリスト向けの電話会見を開く。世界的な半導体不足に関する発言などが焦点となる。

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