Amazonの偽レビュー組織が20万件以上の個人情報を含むデータベース漏えいで明らかに

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セキュリティ製品のレビューサイトであるSafetyDetevtivesが、Amazonで偽レビューを行う組織のデータベースを発見したと発表しました。このデータベースは、偽レビューを依頼する販売業者とその顧客のやり取りを含んでおり、20万人以上のメールアドレスやPayPalアカウントなども記載されています。

データベースには販売業者からレビュー担当者のGmailアドレスが23万2664件、他にもWhatsAppやTelegramの番号などといった連絡先の詳細も含まれていました。また、レビューを担当したAmazonアカウントへのリンク7万5000件やユーザー名、PayPalアカウントなどの個人情報も記録されていたそうです。

SafetyDetevtivesによれば、販売業者はレビューで5つ星をつけてもらう予定の商品をリストアップし、レビュー担当者に送信しており、レビュー担当者は商品を購入してから数日後に5つ星レビューをAmazonに投稿していました。購入からレビューまで数日間を挟むのは、Amazonのモデレーターから偽レビューであることを検出されないための回避策であると、SafetyDetevtivesは指摘しています。 このレビュー依頼のやり取りは発覚を防ぐため、メールやFacebook、WhatsAppなど、さまざまな手段に分散して行われていたと考えられ、そのやり取りを集約して一括管理するためのデータベースが今回発見されたものだと、SafetyDetevtivesは推察しています。

 

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