初の開幕投手を狙うソフトバンク東浜が、おかわりブルペンで19年型フォーム完成に近づいた。第5クール初日のこの日、ブルペンで128球を投げた後、昼食タイムで修正ポイントがひらめき再びブルペンへ。倉野投手コーチと約30分、フォームを確認しながら投げ続けた。

東浜は「(おかわり投球を)やってよかった。工藤監督や倉野投手コーチとも修正ポイントの意見が同じだった。やっとつかめた」とうれしそうに笑った。詳細は明かさなかったが、今キャンプでは昨季故障した右膝に負担がかからず、効率よく投げられる投球フォームを模索し続けている。

17日の紅白戦では3連打を浴びた。「出力を上げていかないと。毎年、キャンプはこんな状態ですけどね」と、ここから状態を上げていく。今後は24日のオリックスとのオープン戦から始まる対外試合で、実戦の中で修正し、千賀との熾烈(しれつ)な開幕争いを制する。