黒海で「航行の自由作戦」の英艦にロシア機が警告爆撃4発 ここはプーチン大統領の「レッドライン」

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[ロンドン発]ロシア国防省は23日、実効支配するウクライナ南部クリミア半島沖の領海(12マイル)を英海軍の駆逐艦ディフェンダーが「侵犯」したとして警告射撃と警告爆撃を繰り返し、同艦を退去させたと発表した。ディフェンダーに乗船していた英BBC放送の記者はロシア機20機以上と沿岸警備艇2隻が同艦を追尾したと艦上から生々しく伝えた。

BBC記者は「クリミア半島沖に接近した時、乗組員は配置につき、防空システムのミサイルが装填された」「航路を変えなければ発砲するという警告が無線から聞こえた」「沿岸警備艇のうち1隻はわずか100メートルの距離まで近づいた」と証言した。甲板からリポートしている時にもロシアの航空機が轟音を立てながら上空を通過した。 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が親米英姿勢を強め、ロシアとの対立を一段と深める中、ウラジーミル・プーチン露大統領は今年3~4月、ウクライナ国境近くに10万人以上のロシア軍を結集させ、一時緊張が高まった。ウクライナが最も恐れるのはプーチン大統領が黒海を海上封鎖してしまうシナリオだ。イギリスは北大西洋条約機構(NATO)の作戦の一環として、南シナ海と同じ「航行の自由作戦」を黒海やクリミア半島沖で実施するため、英駆逐艦に英メディアを乗船させたと筆者はみている。現に英大衆紙デーリー・メールの記者も臨場感あふれるディフェンダー艦上ルポをリポートしてきている。

元ロシア連邦保安庁(FSB)幹部アレクサンダー・リトビネンコ氏(当時44歳)が2006年11月、ロンドンのホテルでお茶に放射性物質ポロニウム210を入れられ、毒殺された事件以降、英露関係は最悪だ。互いに領空や領海に接近し、相手の出方をうかがうのは日常茶飯事だが、今回のような射撃や爆撃での警告は極めて異例だと英紙ガーディアンは分析している。ロシア国防省は駐モスクワ・イギリス大使館付き武官を呼んで説明を求める映像や、英海軍の駆逐艦ディフェンダーを空から赤外線捜索追尾システムでロックオンする映像をツイッターで公開した。ロックオンはいつでも攻撃できるという脅しである。情報戦(インフォーメーション戦争)も過熱している。

Footage of Russian Black Sea Fleet and Border Service of the Federal Security Service's prevention of the breach of the Russian Federation state border committed by the UK Navy destroyer «Defender»

 

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両方解ってやってんだろ。 怪我人すら出てないだろうが。

帝政ロシアには世界的な見解とかは通用しないというこった

アクシデントではなくインシデントとしているのは人為的な絡みがある事件だからですね

masakimu41 いつも記事を楽しみにしております。 記事に関して1点、確認して頂きたいことがあります。 最後のページの写真で「砲に弾薬を装填する英軍兵士」と書かれている箇所ですが、砲ではなくデコイ発射機ではないでしょうか?

プーチンが勝手に言ってるだけ。国際的に全く認められていない。

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