11月13日、香港のキャセイ・パシフィック航空は反政府デモの影響で短期見通しは依然として「厳しく、不透明感が高い」とし、利益見通しを引き下げた。写真は香港国際空港に駐機するキャセイ機。9月6日撮影(2019年 ロイター/Amr Abdallah Dalsh)
[13日 ロイター] - 香港のキャセイ・パシフィック航空は13日、同地で続く反政府デモの影響で短期見通しは依然として「厳しく、不透明感が高い」とし、利益見通しを引き下げた。見通しの下方修正はここ1カ月で2回目となる。上半期の利益は13億4700万香港ドル(1億7204万米ドル)だった。 キャセイ航空の顧客・商業担当責任者ロナルド・ラム氏は発表文書で「年内は厳しい状況が見込まれる」と指摘。「今後については、香港経由のトランジット客の小幅増加により一部相殺されるものの、2019年中の事前予約はインバウンドとアウトバウンド共に引き続き弱い内容となる」との見方を示した。 ラム氏は旅客機の輸送能力について、8─10月は当初のスケジュールに比べて2─4%削減し、11─12月はさらに6─7%削減したと明らかにした。しかし10月の座席利用率は77.6%と、4%ポイント低下した。同氏は、航空運賃は圧迫され、高級旅行の需要は低迷していると述べた。
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