音声SNS「Clubhouse」はポルノや嫌がらせといった問題の取り締まりに苦戦している

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2020年4月に立ちあげられた音声SNSの「Clubhouse」は、新型コロナウイルスのパンデミックで人々の交流が難しくなっている中で大きな注目を浴びました。ところが、「Clubhouseではポルノのやり取りやユーザーへの嫌がらせなどが行われており、運営によるコンテンツのモデレーションが不十分だ」と訴えるユーザーの声を、インドのメディアコングロマリット・Network18 Group傘下のニュースウェブサイトであるMoneycontrolが報じています。

このオークションの対象になってしまったというSwaty Kumarさんは、「私は汚されたと感じ、嫌悪感を覚えます。荒らしたちによって体の一部をオークションにかけられるのが好きな女性はいません」と、Moneycontrolに対して述べています。音声記録がTwitterに投稿された後、「Singlepur」というこの部屋はすでに削除されましたが、KumarさんはClubhouseの運営からこの一件についての説明を受けていないと主張しています。

当初18禁のクラブで作られる部屋は必ずしも下品な話題ばかりではなく、多くの医学部生がセックスやオナニーなど、性教育に関する質問を受け付けるような部屋もありました。ところが、18禁のクラブが人気を博するにつれて、多くの苦情を集めるようになったとのこと。Rahul氏は「私たちが何か悪いことをしたのかどうかはわかりません。コミュニティガイドラインは、このような部屋を作成するなとは言っていません。私たちは誰にも話を強制しません……それは全て合意です」と述べています。Rahul氏はすでにクラブを抜けたそうですが、記事作成時点では4万人以上のユーザーが今もクラブに参加しているそうです。 Cash or Exchangeに参加しているKarthigaという19歳の女子学生は、「私たちは性的なものを望んでいません。これはただ、楽しんで人に会うためのものです」と述べています。しかし、時には思い通りに番号を交換できなかった男性が女性に暴言を吐いたり、嫌がらせをしたりするケースもあるとのこと。「ええ、何人かの男性が私を侮辱するために下品な言葉を使った時、私はハラスメントに直面しました。しかし、これまでのところ、より深刻な問題にエスカレートしていません」とKarthiga氏は述べていますが、中には苦情を申し立てなければならないほどの嫌がらせを受ける女性もいるとKarthiga氏は認めました。

また、Clubhouseにおける嫌がらせを警察に報告しようとしても、音声ベースのSNSであるため証拠が残りにくいという問題があります。TwitterやFacebookではオンライン上に残されたテキストや画像、動画などが証拠となりますが、Clubhouseでは口頭での暴言や嫌がらせが主体となるため、事前に録音しようと試みていなければ、決定的な証拠をつかむことが困難です。また、インドの警察は音声ベースのSNSについての知識を持っておらず、Clubhouseでの嫌がらせに関する報告書の提出を拒否するケースも多いとのこと。

 

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