早速本題に入ろう。まずは「S/N」について。これは、スピーカーをはじめとするカーオーディオユニットのカタログスペック表にも登場する語句だ。スペックとしての意味は、「電気信号の中に含まれる、必要な信号(シグナル)と不要な信号(ノイズ)の比率」で、単位は「dB」だ。ただし、測定の仕方には一定の決まりがあるとはいえ各社ごとのテスト環境が完全に同一ではないこともあり、数字の単純比較での優劣の判断は難しい。さらにいうとスピーカーをはじめとするカーオーディオユニットのサウンドクオリティの善し悪しは、その他の要素もさまざま関わり合う。なのでこの数字だけを見て性能を判断するのは早計だ。
で、この「S/N」という言葉は、音の印象を言い表す際にも使われることが多い。例えば聴感上で、各楽器の音の分離感が良かったり、音の輪郭がクッキリしていたり、または無音の時の静寂感が高いと感じられるときに「S/Nが良い」とか「S/Nが高い」と表現される。つまり、聴感上のノイズ感が少ないことを言い表す言葉としても使われている。続いては「解像度」という言葉について解説していく。なおこれは、映像クオリティを評するとき、つまり映像の「精細さ」について言おうとするときにも使われる。また映像機器等のスペックとして使われることもある。その場合には、ビットマップ画像においての画素の密度が数値で表される。 で、音について言われる場合にもまさしく、音の「精細さ」を評したいときに使われる。高性能なオーディオ装置で音楽を聴くと、音の粒子がきめ細かく感じられるが、そんなときに「解像度が高い」というように使われる。
なお、同じく“度”が付く言葉として「鮮度」があるが、こちらはどちらかというと抽象的な評価基準だ(スペックには「鮮度」という項目はない)。なので使う人によってニュアンスが異なるケースも見受けられるが、主には音が「瑞々しく」感じられるときに「鮮度感が高い」というように使われる。続いては「ステレオイメージ」について説明したい。これは、「演奏の立体感が高く、演奏現場の様子がリアルに再現されている」ときに「ステレオイメージが良い」というふうに使われる。ちなみにステレオとは、音楽を左右のchに分けて録音しそれを左右2本のスピーカーで再生して演奏を立体的に再現しようとするものだが、その仕組みがしっかりと機能すると演奏現場にいるかのように音源が再生されることとなる。「ステレオイメージが良い」という表現は、そのようなときに使われる。さらには「定位」も、「ステレオイメージ」と似た使われ方をする。ただ「定位」は、「ステレオイメージ」の中でも特に音のピントが合っているかどうかを言うときに用いられることが多い。センターにいるべきボーカリスト等の姿がくっきりと再現されるようなときに、「定位が良い」とか「センターイ
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