オリックスのリーグ3連覇から一夜明け、関西が歓喜に沸き立つビッグプロジェクトが現実味を帯びてきた。オリックス、阪神の大阪、兵庫での同日パレード案が11月23日に実施の方向で調整されていることが明らかになった。
阪神優勝翌日の15日に兵庫県の斎藤元彦知事は「大阪と兵庫の2か所でしてもいい。球団や大阪とも調整して必ず実現したい」と言及。20日には大阪府の吉村洋文知事がX(旧ツイッター)で「オリックス・バファローズ、優勝、おめでとうございます。優勝パレード、やりましょう!」となどと発信していた。 両球団とも大阪、兵庫で主催試合を行うなどファンが多く、双方でのパレードを期待する声が高まっていた。合同パレード案もあったが、「個別にやってほしい」との声もあり、時間帯をずらして行われる見込みとなった。大阪市はメインストリートの御堂筋、兵庫は神戸市の中心部・三宮周辺が候補に挙がっている。 オリックスは26年ぶり日本一に輝いた昨年、球団で初めて御堂筋で午後5時半開始という珍しい夜のVパレードを実施。オープンカーなどで700メートルの距離をおよそ20分かけて進み、沿道には約30万人のファンが集まった。阪神が御堂筋でパレードを行うのは05年以来。兵庫でのパレードは、オリックスは本拠地にし日本一に輝いた96年以来、阪神は御堂筋と神戸で行った03年以来となる。
関西の球団が両リーグを制するのは、1964年の阪神と南海(現ソフトバンク)以来、今年が59年ぶり2度目。人気球団のオリックスと阪神の異例の同日パレード開催が実現すれば、これ以上ない一大イベントとなることは確実だ。昨年までは新型コロナ感染対策で大声が自粛されたものの、もう気持ちを抑える必要はなくなった。再び関西がお祝いムードに包まれる、盛大な一日になるに違いない。18年ぶりにリーグ優勝した2003年は41年ぶりに実施。御堂筋では南海が優勝した59年の「涙の御堂筋パレード」以来、44年ぶりに開催された。雨天にもかかわらず、勇退した星野仙一監督の最後のタテジマ姿を見ようと、スタート地点の大阪市役所からの約2・2キロのコースに40万人の観衆があふれた。午後には神戸・三宮でも行われ、25万人が祝福。05年も御堂筋で開催され、小雨の中、18万人が集まった。
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