セ・リーグの盗塁王争いで、中野13個はリーグ2位、近本12個は3位タイで、トップの塩見(ヤクルト)14盗塁を追っています。阪神の選手が盗塁数リーグ1、2位を独占すれば、1リーグ時代の1937年(昭12)春以来、84年ぶりの快挙。2人の健脚に注目です。新人から2年連続盗塁王の近本と、快足ルーキー中野。合わせて25盗塁の2人は、独走阪神の重要な役割を演じている。チーム計60盗塁で両リーグ最多を誇る阪神を、力強くけん引している。特筆すべきはハイピッチで盗塁を重ねる中野で、交流戦8盗塁は12球団最多だった。リーグ戦中断時には5盗塁だったが、同時点で9盗塁していた近本を軽やかに追い抜いた。
仮にこの2人が盗塁王とリーグ2位を占めれば、阪神では1リーグ時代の1937年(昭12)春の山口政信29盗塁、松木謙治郎24盗塁以来、84年ぶりの快挙となる。前年36年に産声をあげた日本プロ野球は、まだ2年目を迎えたばかりという創生期だ。地元・大阪出身で阪神イケメン選手の元祖といわれる山口は、プレーでもソツなく走りまくり、球団初の盗塁王となった。一方の松木はこのシーズン打率3割3分8厘、4本塁打で2冠を獲得した名選手。のちに監督も務めた。 球界全体で見ても、1リーグ時代に4度、セ・リーグで4度、パでは8度という貴重な記録である。直近は19年西武の金子41、源田30。セでは11年巨人の藤村28、長野19まで10シーズンさかのぼる。阪神勢が達成すれば、もちろん2リーグ分立後初となる。チカナカの貢献は、足だけにとどまらない。2人がそろって安打を放った21試合で、阪神は実に19勝4敗の勝率8割2分6厘と圧倒的な成績を残している。もっとも、2人が同じ試合で盗塁を成功させたのは、意外なことに6月13日楽天戦だけだ。今後は足でもそろい踏みを続ければ、チームの勢いはさらに増すことになりそうだ。
◆虎ヲタ~知ればアナタも人気者~ 阪神タイガースをデータから読み解く、新感覚の野球情報番組。ファン目線のトリビアなものや、日刊スポーツの記者が持ち込みで紹介するここだけの硬派なネタで、阪神を徹底分析する。増田英彦(ますだおかだ)関本賢太郎(阪神タイガースOB)高野勲(日刊スポーツ記者)がレギュラー出演。6月号のテーマは「珍記録・珍事件」。7月号は「伝統の一戦」。放送予定はスカイAのホームページで。
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