阪神が矢野燿大監督(52)に来季の続投を要請する方針を固めていることが14日、分かった。3位、2位と順位を上げて迎えた3年契約最終年は、13年ぶりの首位で前半戦をターン。この日、DeNA戦(甲子園)を視察した藤原崇起オーナー兼球団社長(69)が手腕への高い評価を明かした。試合はあと1点届かず、3位ヤクルトにも2・5差に迫られたが、矢野監督は首位折り返しに「胸を張っていい」とナインをたたえ、約1カ月間の五輪ブレークを経て再進撃を期した。甲子園からため息が漏れた。9回2死二塁、近本が遊飛に倒れてゲームセット。終盤1点差まで追い上げたが、2カード連続負け越しで前半戦連敗締めとなった。矢野監督は「やっぱり勝って終わりたかった」と悔しがったが、「みんな何とかしようと、そういう気持ちでやってくれた」とナインをねぎらった。その上で「首位で折り返せるのは胸を張っていいと思うし、チームの成長を感じています」と手応えを明かした。
今季は開幕ダッシュを決めて首位を独走し、貯金は最多の21まで増やした。外国人8人体制でマルテやサンズ、ガンケルらが活躍し、矢野監督が4球団競合の末に引き当てた佐藤輝や中野、伊藤将ら新人も奮闘。侍ジャパンに選出された青柳をはじめ、秋山、西勇ら先発陣が踏ん張り、最後は守護神スアレスが締めるパターンをつくって白星を量産した。外国人にも浸透する積極的な走塁、全員野球など、矢野監督が掲げる野球が花開いた前半だった。 もちろん勝負は後半戦。強い口調で逃げ切りVを厳命した。「巨人を打ち負かしてというのをね。後半戦でぜひとも(7勝8敗の)勝率をひっくり返す。対巨人戦、勝ち越しを頑張ってほしい」。長いプロ野球で、巨人1位&阪神2位は何度もあるが、阪神1位&2位巨人は実は1度もない。阪神は巨人がかなり順位を落とした時だけ優勝し、競れば負けてきた。今季こそ、強い阪神が強い巨人に勝つシーズンにして、負のTG史に終止符を打ちたい。
矢野の続投をこんな時期にリークする意味が分からない。金本だって直前まで続投だった。結局、巨人ヤクルトの三つ巴に負ければ、優勝を逃した責任問題は浮上する。それよりも、外国人選手の採用も含めて、現場のGM制度を敷いてほしい。GMが監督、選手編成すべてを決め、責任をとる体制が阪神には必要。
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