関西スーパー統合、高裁認める 地裁決定を覆す

関西スーパー統合、高裁認める 地裁決定を覆す

2021/12/07 8:30:00

関西スーパー統合、高裁認める 地裁決定を覆す

関西スーパーマーケットとエイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)傘下の食品スーパー2社との経営統合手続きの差し止めを命じた神戸地裁の仮処分決定について、大阪高裁は7日、決定を取り消した。地裁の司法判断を覆した形で、関西スーパーは統合手続きを進めることができる。差し止めを求めた食品スーパーのオーケー(横浜市)側の今後の対応が焦点となる。司法手続きが長引く中、関西スーパーはH2O子会社との株式交換

司法手続きが長引く中、関西スーパーはH2O子会社との株式交換を当初予定の12月1日から15日に2週間延期すると発表。オーケーは司法判断で最終的に統合差し止めが認められれば、関西スーパー株を上場来高値である2250円でTOB(株式公開買い付け)する方針を示している。高裁の決定に不服がある場合、オーケー側は最高裁の最終判断を仰ぐ「特別抗告」などを5日以内に申し立てることができる。こうした手続きは憲法違反や判例違反がある場合などに限られている。関西スーパーの臨時株主総会は10月29日に開かれ、同社とH2O系スーパー(イズミヤ・阪急オアシス)の統合に関する株式交換議案が可決に必要な3分の2をわずかに上回る66.68%の賛成で承認された。

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神戸地裁、大阪高裁の審理の争点は、投票終了後に投票内容を株主の希望に応じて「棄権」から「賛成」に変えた手続きが妥当か否かだった。株主総会では、マークシートを白紙で提出した場合に棄権として取り扱うとの旨を、投票用紙に明記していたほか、会場でも繰り返しアナウンスしていた。神戸地裁の11月22日付の仮処分決定では「用紙を回収箱に入れた以上、軽微かつ形式的な誤りだったとしても訂正できない」と指摘。「決議の方法に法令違反または著しい不公正がある」として、オーケー側の申し立てを認めて手続きの差し止めを命じた。関西スーパーの異議申し立てに対し、同地裁は同26日に改めて差し止めを認めた。関西スーパーは同地裁の判断を不服として、大阪高裁に抗告していた。

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