関西スーパーは、第三者機関2社が算定した統合会社の理論株価を公表した。アイ・アールジャパンが「2400円~3018円」、プルータス・コンサルティングが「1787円~3128円」だった。オーケーは上場来高値と同額である2250円で買収を提案しており、理論株価はこれを下回る可能性がある。H2Oの提案は株式交換で経営統合を目指す内容だが、傘下のスーパー、イズミヤ、阪急オアシスは非上場で市場価値がないため単純な比較が難しいとの指摘が出ていた。
関西スーパーは理論株価算定の前提とした統合後の利益計画も発表した。2023年3月期の売上高3927億円、営業利益80億円に対し26年3月期には売上高4028億円、営業利益135億円になるとした。現時点での3社の計画の単純合算で統合による相乗効果は織り込んでいないという。 オーケーについて「経営方針の要諦は徹底したコスト削減による低価格販売にある」として、「従業員の利益などを重視する当社の企業理念とは相違する」と懸念を表明。関西スーパーの労働組合が「今後の労働条件に対する考え方が一致する」と、H2O案を支持していることも明らかにした。
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ソース: nhk_news - 🏆 22. / 63 続きを読む »