日本付近は、きょう金曜日は冬型の気圧配置となっていて、あす土曜日以降は、次第に高気圧に覆われる見込みです。関東地方の平野部では、あす土曜日から月曜日にかけて、大体晴れる予想です。週末は天気の心配をすることなく外出することができそうです。ただ、火曜日は次第に雲が多くなり、水曜日は前線が通過する影響で、広く雨が降るでしょう。その後は、再び、冬型の気圧配置となって、晴れ間が戻る見込みです。
一方、北部では、日本付近に流れ込む強い寒気の影響を受けそうです。あさって日曜日にかけて、上空5500メートル付近に、氷点下30度以下の強い寒気が流れ込むため、北部ではきょう金曜日の夜から日曜日にかけて、山沿いの地域を中心に断続的に雪が降りそうです。栃木県には「雪に関する気象情報」が発表されていて、平地でも積雪となるおそれがあります。あす土曜日の正午までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多い所で、栃木県の北部山地で7センチ、栃木県の北部平地で1センチとなっています。冬タイヤの装着が済んでいない方は、雪への備えが必要です。路面状況や気象の情報にご注意ください。この先の気温をみると、今週末から来週初めにかけては、関東南部も含めて寒気の影響を受けそうです。きょう金曜日の最高気温は、17度から18度くらいの所が多くなりましたが、あす土曜日の最高気温は、きょう金曜日より4度前後も低くなる予想で、この時期らしい気温となりそうです。あさって日曜日と月曜日も、最高気温は、平年並みか低い予想です。
さらに予想最低気温をみると、あさって日曜日は宇都宮で0度、水戸でも1度の予想、月曜日の朝は、東京都心でも4度と、今シーズン初めて5度を下回る予想です。月曜日は5度を下回る所が多く、霜の降りるような寒さとなりそうです。 火曜日は上空の寒気は後退し、水曜日は日本海を発達しながら進む低気圧に向かって、南から暖かい空気が流れ込むため、日中は20度近くまで気温が上がりそうです。木曜日、金曜日は、この時期らしい気温となりそうです。日曜日や月曜日の朝晩は、5度を下回る気温となり、冬の寒さとなります。5度というのは、ダウンコートを出しても良いくらいの目安の気温です。冬支度がまだという方は、冬物のコートや防寒具などを今夜からあすのうちに準備しておくと良さそうです。
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