法大の鎌田航生（3年）が1時間3分2秒で1区の区間賞を獲得し、トップでタスキを2区へ託した。同大学では、かつてのスター徳本一善の00年大会（1区）以来21年ぶりの区間賞となった。
超スローペースの中で東海大主将の塩沢稀夕（4年）や青学大のエース吉田圭太（4年）らと集団走に。10キロの通過タイムが30分40秒という過去10年で最も遅いペースの中、六郷橋を渡る18キロ過ぎから鎌田が先頭に立った。塩沢、早大の井川龍人（2年）と吉田らが追う中、20キロ過ぎで抜け出し、2位の東海大に8秒差をつけた。 レース後は「率直な気持ちとして、うれしいというのが第一のところです。もともと去年みたいなハイペースを想定していたので、今回のようなスローペースは想定外でしたが、六郷橋から仕掛けるという意識は忘れず、仕掛けて逃げ切ったレースプランでした」と振り返った。
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